エガブロ

“闇のアフィリエイター”が、“光のブロガー”を目指して己の記事で成り上がる。

【被害総額6万4千円+α】「殺意が湧いた」パチンカスに財布を盗まれ、家に帰れなくなった話

【被害総額6万4千円+α】「殺意が湧いた」パチンカスに財布を盗まれ、家に帰れなくなった話
【アイキャッチ作成:あんじゅ先生

 約5ヶ月前の夜…俺は現金5万円とクレジットカード・キャッシュカード、免許証や保険証などを失った。
 かろうじて残ったのは、ビニール袋に入れた9千円の現金のみ。我ながら酷すぎて逆に笑える状況だ。

 全ては、アイツに財布を奪われた事から始まった。
 あのゴミ虫パチンカス(パチンコ依存症者に対する蔑称)に…。

 今回は注意喚起の意味も込め、パチンコ店で財布を盗まれるまでの経緯と、その後の動向などを時系列順に書き残す。
 俺のような路頭に迷う被害者を、1人でも減らす為に。

17:00~19:20 忍び寄るゴミ野郎の“魔の足”



 俺はたまに、気分転換がてら1円パチンコを打つ。軍資金は毎回3千円と決めており、それを使い切ったらキッパリ止める。
 4円パチンコやスロットは打たない。昔はそこそこ通っていたが、今はただの「娯楽」に成り下がった。
 ギャンブルは、最終的に胴元が儲かる仕組みになっている。あぶく銭など期待していない。

 そしてあの日も…ただの遊びのハズだった。

コイツに殺意を抱く事になろうとは…



「パラッツォ」葛西店
 8月3日の17時頃。彼女を葛西駅まで送り届けた後、財布をジャージズボンの右ポケットに入れ、駅近くにあるパチンコ屋「パラッツォ」へ足を向けた。
 この日は金曜日という事もあり、店内はかなり客が多く、ジャラジャラとした金属音がひときわ耳につく。俺は1パチのシマ(列)を見たあと、唯一空いていた台「世界でいちばん強くなりたい!」の前に座り、いつものように打ち始めた。

 右隣には、30代半ばらしき茶髪ミディアムヘアの男が座っていた。
 後々コイツに殺意を抱く事になろうとは、夢にも思わない…。

 2千円分の玉を打ち終え、財布を開くと万札しか入っていなかった。そのうち1枚を台に入れ、最後の遊戯に興じる。
 残り400円ほどになった頃だろうか。最初からハマり気味の台だったが、ようやく初当たり(単発)を引いた。

 このタイミングで、俺は右脚を左太ももの上に四の字に組み、アイコスを吸い始めた。パチ屋に来るヤツがよくやる、「当たった後の一服」である。
 ラウンドを消化した時に隣の男が立ち上がり、去って行くのが横目に見えた。

 その後、引き続き獲得玉と残額で台を回していくが、当たりは来なかった。
 まぁ、いつもこんなもんだ。

重要なモノを見失った時の不安は凄まじい



 3千円を使い切り、帰ろうとした時だった。
 ズボン右ポケットに手を置くと、その手はそのまま自分の太ももに触れた。

(…ん?)

 本来あるべきハズの厚み…そう、財布が無いのだ。
 重要なモノを見失った時の不安は、筆舌に尽くしがたい。

 俺はパチ屋に入った時から、財布をずっと右ポケットに入れていた。
 その間ポケットには誰も手を伸ばしておらず、財布を抜かれた感覚も無い。

 …となると、考えられる原因はただ1つ。
 脚を組んだ時にポケットからズリ落ちたんだろう。

 そう思い、席の左右の床を見る…無い。真下の床を見る…無い。
 軽く焦りながら、ハンドル周りや台の上を見る…無い。
 さらに焦り、席の後ろに回って両サイドの台などをジロジロ見る…無い。

 他の客からすると、俺の行動はさぞ不審に映った事だろう。
 …が結局、財布はどこにも落ちていなかった。
 その事実が、不安心をより煽り立てる。

防犯カメラなら、消えた財布の行方が分かるハズだ



 俺の財布は一体どこに消えたのか…。
 それを確かめるべく、まずは景品交換カウンターへ行き、店員に尋ねる。

江川
すいません、ちょっと打ってる間に財布見失っちゃって…。黒いブルガリの財布なんですけど、落とし物とかで届いてないですかね?

店員
はい、少々お待ち下さい


店員
すみません…今のところ財布のお届け物は無いようです

江川
そうですか…分かりました

 一筋の希望が絶たれ、脱力感に襲われる。
 とりあえず店員からビニール袋を貰い、ICカードから清算した現金9千円(台に万札を投入後、千円分だけ打った残額)をそのまま入れた。

 …が、ここである事に気付く。
 通常、ほとんどの店舗には防犯カメラが設置されている。通路や出入口付近が映っているなら、消えた財布の行方がわかるハズだ。
 そう考えた俺は近くの店員を捕まえ、こう告げた。

江川
すいません、打ってる間に財布なくなっちゃったみたいで…。防犯カメラとか確認してもらってもいいですかね?

店員
はい、大丈夫ですよ!それでは只今確認してきますので、少々お待ち下さい

 そう言うと、店員はセキュリティロックが掛かった部屋に入って行った。

 ちなみに、客は防犯カメラの映像を直接見ることは出来ない。カメラの位置や死角などが分かってしまうと、それを悪用される危険性があるからだ。
 コレが先方の言う「セキュリティ上の理由」であり、映像のチェックが可能なのは警察だけとなっている。

 店員が部屋から出てくるのを、眉間にシワを寄せながら待つ。
 十数分後に現れたが、この待機時間は本当に長く感じられた。

「映像を確認してみましたところ…」絶望が憎悪に変わる時



店員
大変お待たせしました。カメラの映像を確認してみましたところ…

 店員が言うには、こうだ。

 俺が脚を組んでいる時、やはり徐々に財布がポケットから顔を覗かせ、右下の床に落ちた。
 それを見ていた右隣の男が、足で少しずつ自分の席のほうに財布を移動させ、頃合いを見て拾い、何食わぬ顔で店を出て行ったとの事。
 つまり、俺の財布はアイツに盗まれていたのだ。

(あのカスが…)

 この事実を聞いた瞬間、俺の絶望はアイツ(以下、ゴミ野郎)への凄まじい憎悪に変わった。

江川
マジか…あのゴミ野郎だったのか…

店員
もしかしたら現金だけ取って、店の外に(財布を)捨ててるかもしれないですね…。一緒に見に行きましょうか?

江川
すみません…ありがとうございます

 店員と一緒に外に出て、店の周囲を入念にチェックしていく。
 地面に目を凝らしたり、草むらの中にライトを当てて探したりしたが、とうとう財布は見つからなかった。
 ゴミ野郎は、俺の財布をそのまま持ち帰ったんだろう。 

江川
色々とありがとうございました。助かりました

店員
いえいえ、とんでもないです…!申し訳ありませんが、ここから先は警察の方に相談して頂けますでしょうか。次回ゴミ野郎が来店した際、通報という措置は取らせて頂きますので

江川
分かりました。もしこちらにゴミ野郎が来たら、即通報してもらえると助かります。色々と本当にありがとうございました

 こうして、俺はゴミ野郎に対する殺意を胸に、すぐ近くの交番へと向かった。

19:30~22:00 交番で被害届を作成・提出



 19時半頃、駅から目と鼻の先にある交番に到着。 
 ここには以前スマホを落とした時、一度お世話になった事がある(葛西駅からタクシーで帰宅する際、車内にスマホを置き忘れてしまったのだが、運転手がこの交番に届けてくれていた)。

 この日も、当時と同じ警官がいた。
 パイプ椅子に腰かけ、早速要件を伝える。



警官
こんばんは、どうされましたか?

江川
すみません、すぐそこのパラッツォで財布を盗まれまして、被害届を出したいんですが

警官
分かりました。それではまず盗まれた財布の特徴と、入っていた物を教えて下さい

江川
黒革のブルガリの財布で、中には現金5万円とクレジットカードとキャッシュカード、それと免許証…

 中身を思い出しながら順に説明すると、警官が書類にボールペンを走らせる。

 この聞き取り中、交番には2人の一般人が入って来た。
 以下にその様子を簡単にまとめる。

1人目:「お礼はいいです」老齢の天使



 1人目は、60代くらいの老齢の女性。
 近くのマンションの入口に現金6千円が落ちていたので、届けに来たと言う。

 現金の落とし物(遺失物)は持ち主が現れた時、拾い主(拾得者)はその一部を「報労金」として受け取ることが出来る。
 しかし、老女は警官からそう説明を受けたにも関わらず、

老女
(持ち主が見つかっても)お礼はいいです

と即答。







 今の俺には、彼女が天使に見えた。

 世の中がこういう人ばかりなら、世界はさぞかし平和だろう。
 …もっとも、落とし物を届けるのは本来人として当たり前の事なのだが。
 
 ちなみに、遺失物の落とし主が3ヶ月間現れなかった場合、所有権は拾い主に移る(権利発生から2ヶ月以内の引き取りが条件)。
 また金銭の場合、拾い主が受け取りを拒否すると国庫に入るそうだ(コレは警官から聞いて初めて知った)。

2人目:「オメェ生意気なんだよ!」子連れの酔っ払い親父



 2人目は、酒と怒りで顔を真っ赤にしながら入って来た40代くらいの酔っ払い男。
 なんでも路上の客引きと口論になったそうで、

酔っ払い
アイツが絡んできたんだよ!!

と言い、同行してきた男性キャッチに詰め寄る。
 一方キャッチは、

キャッチ
いや、先に絡んできたのはアンタだろ…

と終始困り顔。
 俺から見ると、酔っ払いに非があるとしか思えない。

 酔っ払いはその後、

酔っ払い
俺は●●(暴力団名?よく聞き取れず)と繋がってる!!

などと本当かどうかよく分からない事をわめき、仕舞いには警官にまで

酔っ払い
オメェ生意気なんだよ!名前教えろ!!

と凄むが、さすが警官は手慣れており、

上司警官
私は○○と申します。要件が無いなら帰って下さい

と冷静に一蹴。

 しかも、すぐそばには酔っ払いの娘(10代?)がいて、

もういいから~!

迷惑だからやめて!!

と呆れ返っている。
 結局、その男は散々悪態を吐きながら帰って行った。

 …と思いきや数分後、





キャッチ
なんかアイツまた絡んでくるんですけど…

とキャッチが再び駆け込んで来た。

 こういう輩に日々対応する警官は、本当に大変だろう。
 少なくとも、あの酔っ払いのような親には絶対になりたくない。

2時間半を要し、ようやく被害届が完成



警官
(訪問者2人の対応を終えて)色々とお騒がせしました…。話を戻しますが、盗られた時はどんな状況だったんですか?

江川
いえいえ。財布をズボンの右ポケットに入れてたんですけど、17時頃にパチ屋入って、途中から脚組んで打ってたら床に落ちたみたいで。そしたら隣の奴がそれを持って店を出たみたいです。店員さんに防カメ確認してもらいました

警官
なるほど、打ってた台の番号は覚えてます?

江川
あ~…台の番号までは分かりませんけど、名前は覚えてます。「世界で一番強くなりたい!」って台です

上司警官
防カメあるなら後で確認するか。台だけ一緒に見てこい

警官
分かりました

 というワケで、警官を引き連れて再度パチ屋に入り、俺が打っていた台の前へ案内する。
 まず座っていた席を伝え、次に右隣の席を指さすと、警官が台を見ながらメモを取っていく。
 その間、周りの客は何事かとチラチラこちらを見ていた。

 簡易的な状況確認を終え、交番に戻る。
 警官が書類の残りの空欄を埋め、俺が住所や氏名などを記入。印鑑がないので拇印を押し、ようやく被害届が完成。
 道中の来訪者対応も含め、ここまでで交番に入ってから約2時間半が経過していた(予想以上に時間が掛かった)。

警官
それでは、この内容で被害届を提出します。また進捗などありましたらご連絡します

江川
分かりました、長々とありがとうございました

 …とは言え、たかが財布の盗難(しかも少額)ごときで警察が積極的に動くワケはない。
 俺は財布とゴミ野郎の発見はほぼ諦め、今回の件は勉強代としつつも、肩を落としながら交番を出た。

22:10~翌6:00「いーけん」と飲み&麻雀


 
 財布はビニール袋、所持金は9千円のみ。免許証や保険証などは全て失った。
 身分を証明する事すら出来ない。今の俺は、何者でもないのだ…。
 そう考えると、夏なのに外の風が冷たく感じられた。

最悪の場合、俺より先にゴミ野郎が侵入するかもしれない



 そしてここで、最も重大な事実を思い出す。







 盗られた財布には、家のカギも入っていた。しかも免許証などから住所もモロバレだ。
 
 このままでは家に帰れないどころか、俺より先にゴミ野郎が侵入するかもしれない。
 窃盗犯には常習者が多いと聞く。好条件が揃ったなら、「空き巣」に変貌する可能性も十分にある。
 
(管理会社に連絡して、新しいカギに交換してもらうか…)

 現時刻は22時、かなり遅い時間になってしまった。
 充電が少ないスマホで管理会社のHPを見ると、営業時間は9:30~18:00。







 終わった。

 今夜は葛西駅周辺で、なんとか9時半まで凌ぐ必要がある。
 しかし、身分証が無いからネカフェは使えない。ホテルは高いから、出来れば利用したくない。近くにカギ屋はあるが、これ以上の出費は防ぎたい。
 そもそもキャッシュカードも無いから、金を下ろすことすら出来ない…。

 完全に八方塞がりな状況の中、俺は葛西で唯一の友人「いーけん」に電話をかけた。

葛西・周伯「いーけん」
 彼とは昨年12月にアフィの飲み会で知り合い、最寄りも同じ葛西駅のため、一緒に飲んだり麻雀を打つうちに仲良くなった。

江川
もしもし、今ちょっと時間いい?

いーけん
おう、ええよ。どうした?

江川
実はさ…

 いーけんに、財布が盗まれた事とその後の経緯を説明する。

江川
…そんな感じで、管理会社が開くまで家に帰れなくなったのよ。もし大丈夫だったら少し飲み付き合ってくれん?(諸事情があり、いーけんの家には泊まれない)

いーけん
マジか…それは大変やったな。オッケー、そしたら今から行くわ!

江川
すまん、ありがとう!

 間もなく、いーけんが駅に到着。
 俺らがよく使う居酒屋「酔っ手羽」に入るため、地下へ続く階段を降りる。

葛西「酔っ手羽(料理)」
 

 ビールを飲みながらクレカ会社と銀行に電話し、各カードの利用を停止してほしい旨を伝える。幸い、悪用された形跡はなかった。
 その後はいーけんにゴミ野郎の悪口を散々聞いてもらい、0時頃に店を出た。

闘牌開始、悲しみと恨みの力でアガりまくる



江川
付き合ってくれてありがとうね、ホント助かったわ

いーけん
いいっていいって、困った時はお互い様やからw

江川
…で、もう1つ相談があるんだが

いーけん
…何よ?w

江川
…俺結局まだ家帰れんから、もしイケるなら今から二麻(リャンマ:二人麻雀)やらん?w

いーけん
そんな事だろうと思ったわw 家で彼女待ってるからあんま遅くまでできんけど、それでいいならええよw

江川
さすがいーけん!w

 いーけんの恩赦により、かなり時間を潰せることになった俺。
 早速、いつも利用する駅近くの雀荘「大五郎」へ向かう。

葛西「まぁじゃん 大伍郎」案内板

店員
いらっしゃいませー!

江川
2人セット(知り合い同士で打つこと)で!

店員
あぁ、こちらの卓へどうぞ(笑)

 ちなみに雀荘のセットは通常4人か3人で、2人で打つ客は滅多にいない。
 そのため、俺たちは珍しい“二麻客”として店員と顔なじみになっていた。

葛西「まぁじゃん 大伍郎」1

 そして、大好物の『東天紅(とうてんこう)』で闘牌開始。
 東天紅ルールの詳細は、以下の記事を参照して欲しい。

葛西「まぁじゃん 大伍郎」2
 財布を盗られた悲しみか、ゴミ野郎への恨みの力かは分からないが、なぜか牌の寄りが凄まじい。
 配牌(ハイパイ)が良く、聴牌(テンパイ)は早く、普通のリーチだろうがオープンだろうが容赦なくツモりアガる。
 今宵の俺は、“殺意の鬼”と化していた。

 最終的に5戦打って4勝1敗。
 その結果いーけんから“勝利の証”を受け取り、俺のビニール袋の現金もかなり増えた。
 いーけんよ、勝負とはかくも非情なのだ(四麻もこのくらい調子良かったらいいんだが)。

 気付けば、時間は朝6時。
 徹麻(徹夜麻雀)にありがちな倦怠感とともに、セット料金を支払って退店する。
 外に出ると光が射し、鳥はさえずり、駅に向かう人がポツポツと歩いていた。

江川
いーけん、今日は色々と(お小遣いも)本当ありがとうね!マジで助かったわ!

いーけん
ええよw まぁまた何かあったら連絡くれw

江川
OK、そしたらお休み!気を付けてな!

 こうして、いーけんは葛西の朝もやの中に消えて行った。

6:10~10:30 睡魔と闘いながら、長い長い1日が終わる



 管理会社が開く9時半まで、あと3時間半ほど時間を潰さなければならない。
 他に行くあてもなく、再び酔っ手羽に舞い戻る。

「ポケットにお金だけ」酔っ手羽店員の現金オンリー主義



店員
いらっしゃいませー!あれ、さっきも来られましたよね?

江川
ですですw あ、今は1人なんですけど大丈夫ですか?

店員
もちろん大丈夫ですよー!カウンターへどうぞ!

 カウンター席に座り、まずは生ビールを注文。
 適当なつまみを見繕い、オーダーしていく。

 精神的疲労とオール後のアルコールは、かなり酔いが回る。
 次第にいい気分になり、一息ついてまったりしている金髪の店員さんに話しかけてみた。

江川
実は今日、すぐそこのパチ屋で財布を盗られちゃって…今俺の財布このビニール袋なんすよねw

店員
えー!それは災難でしたね…カードとか免許証とかも?

江川
ですです…w しかも鍵も一緒に入れてたんで、管理会社開く9時半まで家に入れなくて…。ここで時間潰しさせて貰ってる感じですw

店員
なるほど…それは大変だ。カードの再発行とかも色々面倒ですしね…。

江川
そうなんですよね…。お兄さんは財布盗られた事とか落とした事ってあります?

店員
僕は4回くらいありますよー!なので、今は出かける時は現金しか持たないようにしてるんです。基本ポケットにお金だけ入れてますw

江川
確かに、万が一考えたらそのほうがいいかもですね…。せめて大事な物は財布と分けるようにしようかな。

店員
そうしたほうがいいですよ!今回のお客さんみたいに鍵とかも入ってたらヤバいですからね…現金だけ持つのオススメですよw

 店員さんの現金オンリー主義、大変勉強になりました。
 その後は1人でチビチビ飲みながら睡魔と闘い、なんとか9時半を迎える。

江川
管理会社開いたんで行ってきますね!ご馳走様でした!

店員
いえいえー!気をつけて行ってらっしゃい!

 酔っ手羽は非常にコスパが良く、色々と(主にポスターが)斬新な優良店なので、ぜひ一度行ってみてほしい(露骨な宣伝)。
 ちなみに以前、仕事関係の「ホンダ」さんと飲みに行った時、彼が店内のポスターを撮影して呟いたのだが、それが超絶バズっていたw



 そして俺は最後の目的地、管理会社を目指す。

管理会社にカギを交換してもらい、爆睡



 階段を上がり外に出ると、日差しはより強くなり、スーツ姿のサラリーマンやOLたちがせわしなく歩き回っていた。
 彼らにとってはこれからが今日の始まりだが、俺にとってはようやく今日が終わるのだ…。
 残った気力を振り絞り、駅の向こう側へと歩き出す。

 ほどなく管理会社の支店に到着。
 店内に入り、イスに倒れ込むように座る。

従業員
いらっしゃいませ!

江川
お世話になってます。xx(マンション名)を契約させて貰ってる江川です

従業員
お久しぶりです、こちらこそお世話になっております!今日はどうされましたか?

江川
実は昨日の夜に財布を盗まれてしまいまして、その中に鍵も入れてたんで、家に入れなくて…

従業員
えー!それは大変でしたね…

江川
それで最初はスペアキーを頂こうと思ってたんですけど、今のままの鍵ってのも危ないので、ついでにカギの交換もお願いできればと思ってるんですが、おいくらくらいしますかね?

従業員
なるほど、確かにそのほうがいいですね…!一応、鍵交換は1万4千円になります!

江川
分かりました、それじゃあ新しいカギに変えて頂けますか?

従業員
了解しました!今準備しますので、少々お待ち下さい

 …ようやくホッとし、深呼吸をする。
 昨日の夜から色々な事がありすぎたが、これでやっと家に帰れるのだ。

従業員
江川さん、お待たせしました。それでは表に車を回しますので、一緒に行きましょう!

江川
助かります、ありがとうございます…

 支店を出て、目の前の車に乗り込む。

従業員
それにしても大変でしたね…。今まではどちらにいらっしゃったんですか?

江川
友達と飲んだり、彼が帰った後は1人飲みしたりして凌いでました…w (麻雀とは言えず)

従業員
そうなんですね…。財布はどちらで盗まれたんですか?

江川
……大型スーパーです。トイレに財布置き忘れたまま出ちゃって、戻ったら無かったんですよね。(パチ屋とは言えず)

従業員
なるほど…それは災難でしたね。最近色々と物騒ですから、気をつけて下さいね

江川
はい、ありがとうございます…!

 こんな会話をしているうち、すぐに俺の家に到着(駅から自宅までは徒歩15分程度)。
 入口のオートロックを開けてもらい、エレベーターで上がり、部屋の前へ。

従業員
それではこれからカギを交換しますので、中でお待ち下さい。10分ほどで終わりますので

江川
分かりました、よろしくお願いします!

 その十数分後。

従業員
江川さん、交換終わりましたー!新しいカギをお渡しますので、古い(カギの)スペアを持って来て頂いてもいいですか?

と、従業員さんが玄関のドアを開けながら報告してくれる。

江川
ありがとうございます、了解です!

 室内に保管していたスペアキーを全て渡し、代わりに新しいカギを受け取る。
 念のため新しいカギでドアをロックし、シリンダーに古いカギを入れてみたが、開けることは出来なかった。
 コレでようやく安心して眠れる…。

江川
ありがとうございました、本当に助かりました。

従業員
いえいえ、とんでもないです…!それと、(カギ交換の)お代は次回支店にいらっしゃった時で大丈夫なので。それでは色々とお疲れさまでした!

江川
お疲れさまでした、お休みなさい…w

 なんとか無事に帰宅できた俺は、すぐさま布団に倒れ込み、爆睡。
 こうして、長い長い1日が終わったのだった…。

財布を盗られた時にすべき3つの対処法



 いかがだっただろうか。
 最終的な俺の被害総額は、現金5万円+カギ交換費用1万4千円=6万4千円(+各カード類の再発行費用)。そしてゴミ野郎から受けた数々の精神的苦痛である。

 この記事を読んでいるあなたも、財布を紛失した経験があるかもしれない。
 俺は人生で4回財布を失くした事があり、その時の絶望は痛いほど分かる。特に思い入れがあったり、誰かからプレゼントされた大切な品ならば、より凄まじい喪失感に襲われるだろう。

 今回の痛すぎる経験から、財布を盗られた時にすべき行動を改めて伝えたい。

対処法1.カード会社に紛失・停止の旨を連絡する



 失った財布にクレジットカードやキャッシュカードが入っていた場合は、迅速に各カード会社へ連絡し、利用を停止してもらおう。万が一クレカを悪用されたり、口座から金を抜かれた場合は、さらに深刻な被害を被る事となる。
 今回、俺はゴミ野郎への殺意が強すぎてまず警察に行ったが、聡明なあなたは真っ先にカード会社へ一報し、停止・再発行の依頼をしよう。

 ちなみに余談だが、免許証番号の一番右側の数字は「再交付の回数」だ。
 消費者金融などはこの数字もチェックする(免許証をよく失くす=自己管理能力が低いと判断される)らしいので、やはり紛失には気を付けたいところである。
Check知ってた? 運転免許証の数字の意味

対処法2.家のカギを失くしたら必ず交換する



 当時の俺は財布に家のカギを入れており、管理会社も閉まっていたため、営業時間まで耐えるという苦境に立たされた。途中でいーけんが来てくれたからまだ良かったが、1人で朝まで外を彷徨うのはマジでしんどい。
 それが嫌な人は、近場のカギ屋を探して開けてもらうのも1つの手だ。

 また、財布を盗むような奴が持ち主宅(特に女性)のカギを手にしたら、エスカレートして部屋に侵入する可能性も十分ある。そう考えると、安心して眠ることすら出来なくなってしまう。
 故に、もしあなたが家のカギを紛失した場合は、必ず新しいカギに交換しよう。

 俺は管理会社に相談したところ、比較的安価な料金(1万4千円)で、すぐに交換&スペアキーを貰うことが出来た。
 自宅のカギは財布と別にするなど、くれぐれも慎重に管理してほしい。

対処法3.警察に「被害届」or「遺失物届」を出す



 金銭的被害を未然に防いだ後は、最寄りの交番か警察署へ向かい、盗難なら「被害届」、落としたり失くした場合は「遺失物届」を提出しよう。

 ちなみに被害届は犯罪捜査規範61条により、『警察官は、犯罪による被害の届出をする者があったときは、その届出に係る事件が管轄区域の事件であるかどうかを問わず、これを受理しなければならない。』と定められている。
 しかし、軽微または事件性のない事案の被害届は、受理されないケースも多いのが現状だ。

 今回のように数万円と少額の場合、警察はまず動かないだろうが、それでも何もしないよりはよほどマシ。
 各届を提出したら、財布(と犯人)が見つかる事を祈りながら、警察からの連絡を待とう。










 ゴミ野郎よ、震えながら眠れ。

最後に


 財布を失うと現金はまだしも、各カードやカギなどの“二次被害”が大きすぎる。
 拾った人が警察に届け出る天使(むしろそれが普通)なら良いのだが、ゴミ野郎のようなクズが手にした場合は二度と戻って来ない。
 道中の酔っ手羽店員のように現金のみを持ち歩いたり、カード類やカギ類は別途管理したり、そもそもポケットに財布を入れないなど、日頃から注意は怠らないようにしよう(自戒)。



 結局その後警察からの連絡はなく、今は彼女に買って貰った新しい財布を使っている。
 この財布に入れる金を稼ぐため、より頑張ろうと思った次第だ。

 本事件以降、俺はパチ屋には一度も入っておらず、今後も行くことは無い。
 ちなみに予想通りと言うべきか、パチ屋では財布の盗難率が非常に高い。

被害者たちの声
パチンコ店で財布の盗難にあってしまいました
パチンコ店で財布を盗まれ被害届を出しましたが…
【弁護士が回答】「パチンコ 財布」の相談

 やはりパチンカスの“性(サガ)”なのか、金に汚い奴らが多いのだろう。
 油断した俺にも非はあるが…落とした場所も最悪だったという事だ。



 俺も誰かの落とし物を拾ったら、今までと同様にすぐ警察に届けようと、より固い決意をしたのだった。















 あと、ゴミ野郎は一生恨む。

江川の一言
今年交流して下さった方々へ、2018年は大変お世話になりました。2019年もよろしくお願い致します。
そして読者様へ、今後とも【エガブロ】と【EGweb】のご愛読、どうぞよろしくお願い致します。
それでは良い年末と年越しをお過ごし下さい!


読者様へ、宜しければアンケートにご協力下さい(新しい回答も作成できます)
あなたは財布を失くした or 盗まれた事がありますか?また見付かりましたか?
  • あなたの回答を追加する
5.0 rating

この記事の著者

職業:雑記ブロガー&エロブログ運営者肩書き:金の亡者ブロガー江川
『黙々と、淡々と』が理念の冷酷な金の亡者。表の顔は雑記ブロガー、裏の顔はエロブログ運営者。
他者に頼らず、媚びず、自力で人生を進む一匹狼。煽り・炎上・馴れ合い・意識高い系・パリピが死ぬほど嫌い。

月間30万PVの男性向けWebマガジン、【EGweb(イージーウェブ)】も運営中。
副業は三麻東天紅、打ちたい方はお気軽にご連絡下さい。

コメントする(承認制です)

*

Facebookでコメントする

Return Top