エガブロ

“闇のアフィリエイター”が、“光のブロガー”を目指して己の記事で成り上がる。

「私たちの邪魔をしないで…」俺が“浮気と不倫を絶対にしない”と誓った日

「私たちの邪魔をしないで…」俺が“浮気と不倫を絶対にしない”と誓った日
 俺は現在、雑記ブログの【エガブロ】とエロブログの【EGweb(イージーウェブ)】の他に、オンラインサロン【夜遊びサロン(以下:夜サロ)】を運営している。
 共同オーナーのJOJO氏と昨年4月20日にオープンし、悪戦苦闘を続けた結果、メンバー数は2,300人を突破した。
JOJO氏のTwitter@WORLD_SEX_TRIP

 そこは、全世界のエロ男たちの欲望を受け止める場所。
 日々夜遊びの情報交換がなされ、各店舗のレポート投稿はもちろん、いかに効率良くセックスするか、いかに満足度の高い体験をするかなどの議論が尽きない。
 メンバーも本当に多種多様で、女を抱くために海外を飛び回ったり、複数の彼女やセフレがいたり、浮気や不倫も当たり前のような男たちの濃厚すぎるサロンだ。

 人間の本能が剥き出しになり、一般常識が通用しないバーチャル空間を、昼夜を問わず目の当たりにしている。
 もし「普通の人」が入ったなら、間違いなくドン引きするだろう。
 …が、彼らに“快適なエロコミュニティ”を提供するのが俺の仕事だ。

浮気や不倫を毛嫌いするようになった、あの事件



 男女の関係は非常に複雑で、決して明確な結論は出せない。
 一般的な「恋人」をはじめ、「客と嬢」「愛人」「セフレ(セックスフレンド)」「ソフレ(添い寝フレンド)」「キスフレ(キスフレンド)」、恋人のフリをし合う異性の友達、「カモフレ(カモフラージュフレンド)」という間柄まで存在する。
 基本的に割り切った関係は、トラブルを起こさないなら好きなように楽しめばいい。利害が一致し、誰にも迷惑をかけないなら当人たちの自由だ。

 一方、本題の浮気や不倫だが、前者はともかく後者は重みが圧倒的に違う。
 法律上の「不貞行為(貞操義務違反)」にあたり、少なくともその瞬間“裏切り者”と“裏切られ者”の二者となる。

 自慢ではないが、俺は浮気や不倫(そもそも独身)をした事は一度もなく、今後するつもりも一切ない。その定義は人によるが、個人的には「内緒で異性と2人きりで会う」以上が該当する。
 俺は不貞行為は否定しないが、嫌悪感しか抱かない。そう思うようになったのは、あの出来事がきっかけだった。

 高校時代、父の不倫により修羅場を体験し、母は離婚を決意した。
 今浮気や不倫をしている全ての人に読んでほしい、今回はそんな記事だ。

父さんね、別の女の人の所に行ったみたいなの



 俺の父は、山地とそこに生息する動物たちの姿をカメラに収める、自然生態写真家という珍しい仕事をしていた。父は撮影のため各地を飛び回り、山にキャンプを張ることが多く、月に数回しか帰らなかった。
 幼少期の実家には様々な写真パネルが壁に並び、子供の目には輝いて見えた。まるで生きているかのように躍動する森と動物たちは、しばしば俺の心も躍らせた。
 それが我が家の日常だ。少なからず寂しさもあったが、そんな父を『凄い人だ』と尊敬していた。

 ところが…その生活に突如として影が差す。
 おそらく高校2年生の夏だったか、父が数ヶ月間家に戻らなくなった。と同時に、母の様子に違和感を感じ始めた。
 口数が少なくなり、どこか暗い表情を見せるようになったのだ。明らかにおかしいと思ったが、そんな母に本当の事は聞けなかった。

 そして後日、母の重い口が開いた。

もしかしたら離婚するかもしれない…。父さんね、別の女の人の所に行ったみたいなの

 …薄々感づいていたから、特にショックは受けなかった。

江川
そっか…俺は離婚しても大丈夫だよ。母さんに任せる

 冷静になるよう努め、淡々と答える。

うん、ゴメンね…。詳しい話は後でするから

 そう申し訳なさそうに言う母は、いつもより小さく見えた。

俺らを捨てるの?何がダメだったの?



 それからしばらく経ったある日。

今日、父さんが荷物を取りに来るって

 当時の実家には、父の撮影機材が大量に残されていた。
 仕事上必要なのは分かる…が、一体どのツラを下げてやって来るのだろうかと思った。

 その夜、父が久しぶりに家に姿を現したが、皆無言のままだった。
 ある程度の状況を知っていた俺は、父の顔を見ることもせず、喋ろうすらしなかった。

 この時、母はキッチンに籠もっていた。居所のない俺も母のもとへ向かい、隣の椅子に腰かける。
 廊下では父が黙々と荷物をまとめ、車への積み込みを繰り返す音がする。
 まるで夜逃げをするかのような、重苦しい空気が家中に蔓延していた。

終わったよ、じゃあ行くから

 玄関先から軽い口ぶりで父が言う。
 コレがいつもの撮影に向かう言葉なら、どれほど良かっただろう。
 現実は、例の女を選んだ別れの挨拶なのだから。

 廊下に出て周りを見ると、最低限の機材のみが積み込まれたようだった。1階にも2階にも、まだ大量の荷物が残されている。
 荷物の処分はどうするのか。この家を倉庫程度に思っているのか。好きな時にまた取りに来れるとでも思っているのだろうか。
 つくづく自己中心的な人間だ、身勝手な大人だ。

 去り際、玄関で父と対面した時、振り絞るような声でこう言った。

江川
…父さんは、俺らを捨てるの?何がダメだったの?

 父はしばし沈黙した後、

…本当にゴメンな

とだけ言いながら頭を撫でできた。

 その瞬間、突然涙が溢れ出した。悔恨(かいこん)からか、自責の念なのかは分からない。
 ただ、謝るくらいなら、後悔するくらいなら…最初からするな。そういう思いがあった。
 少なくとも、今の父には俺と母より例の女のほうが大切なのだろう。どうしようもない…いずれにしろ、もうあの頃には戻れない。

 気付けば、涙は止まっていた。

江川
…分かった、じゃあね

 そう告げると、父は無言で背中を向け、家を出て車に乗り込み、去って行った。大量の荷物と深い業を残して。
 そして、その日が父の姿を見た最後となった。

「少しだけお話をさせて下さい…」招かれざる訪問者



 父は発ったが、母はまだ離婚しなかった。
 また父が帰って来ると信じているのか、それとも俺のことを心配してか、どちらかは分からない。
 母は本当に優しい人だ。今思えば、その両方だったのだろう。
 しかしその後、あの決定的な事件が起こった。

 ある日、深夜3時頃に突然家のチャイムが鳴った。
 こんな時間に誰も来るはずがない。ちょうど丑三つ時だった事もあり、不吉な予感がした。

こんな時間に誰だろう…?

江川
ちょっと玄関の様子見てみようか

 俺の後ろに母が付く形で、恐る恐る玄関を確認しに行く。
 そして、1枚目のドア(実家の玄関は2枚ドア構造)を開けた瞬間、その光景に息を呑んだ。









古い女性の写真(フィルム)
 …誰かが2枚目のドアのガラス越しに立っている。
 俯いているので顔は見えず、体の線が異様に細く、身じろぎひとつしない。髪の長さから、かろうじてソレは女なのだと分かった。

江川
…誰だよ!?

 思わず睨みつけながら、牽制気味に荒い言葉を投げかけた。

…X(父)と交際している者(以下:Y)です。少しだけお話をさせて下さい…

 かすれるような声で返答があり、ようやく人間だと知り少しだけホッとする。
 …がそれも束の間、同時に女の発したワードが脳内を駆け巡った。





『…Xと交際している者です。』





江川
(…コイツが例の女か!?完全にマトモじゃねぇな…)

 時間帯や風貌もあり、一時は本気で幽霊かと見紛うほどだった。

江川
母さん、どうする…?

…いいよ、鍵開けてあげて

 何かを手にしている様子はなく、バッグすら持っていない。
 文字通り「着の身着のまま」なようだが、どこかに凶器を隠しているかもしれない。…警戒心は絶対に解けない。
 母を後ろにしたままドアを開け、すぐに一定の距離を置いた。

 ようやく対面したその女は、やはり幽鬼のように痩せ細り、顔に生気がない。
 そして間もなく、俺と母に信じられない一言を放った。







Y
Xと私の邪魔をするのはやめて下さい。それを直接伝えるためにここまで来ました


そして「父」は「父」ではなくなった



 …開いた口が塞がらなかった。

江川
(コイツはやっぱりヤバい奴だ…)

 母も同じ気持ちだったのだろう。
 かなりの沈黙の後、振り絞るように口を開いた。

…とりあえず、玄関先で少しお話ししましょうか

 そして、Yは色々な事を語り始めた。

 自分が某旅館の女将である事。
 父が撮影のため、その旅館に泊まった際に出会った事。
 そして互いに恋に落ち、交際が始まった事。

 さらに驚いたのが、ここまで歩いて来たという事(Yは他県在住)。

 当初とは人間が変わったように流暢(りゅうちょう)に語るY。聞きたくもない話を、唖然としながら受け止める俺たち。
 そして再度、例のセリフが飛び出る。

Y
…だから、私たちの邪魔をしないで下さい

 人間の狂気を実感した。
 今目の前にいるこの女は、一体何を言っているのか…。もはや怒りを通り越し、理解不能の領域だった。

 おそらくYの様子を見る限り、父が既婚者である事は交際後に知ったのだろう。
 だから俺たちに「身を引け」と伝えに来た。百歩譲ってそこまでは把握できた。
 …がしかし、あまりにも不気味で自分勝手な女だった。

江川
…ふざけるな。俺と母さんにとって邪魔者はお前だ

 そう言いかけ、とっさに唇を強く噛み締めた。
 ここで暴言を吐いたら、目の前のコイツと同レベルだと思ったからだ。
 そんな俺の様子を察したのか、母が口を開いた。

…分かりました、もうあなたたちには一切関わりません。駅まで送って行きますから、今日のところはお帰り下さい

 これほど理不尽な事を言われ、何も反論せず、相手の要求を一方的に受け入れる母。
 母からしたら、関わらない義理もYを送り届ける義務もない。

 なぜ被害者側の俺たちが、こんな事を言われなければならないのか…。出来ることなら、目の前のこの女を殴ってやりたい衝動に駆られる。
 怒りと憎悪が入り混じり、感情が爆発しそうだった。

 だが、元々母はこういう人だ。自分がされて嫌な事は相手にも絶対にしない、超が付くほど真面目でお人好しだ。
 しかし、今回ばかりはそんな母の優しさが辛かった。…いや、一番辛いのは間違いなく母自身だろう。
 大きく深呼吸をし、必死に負の感情を抑え込んだ。

 道中の車内、張り詰めた雰囲気の中、母はYを少しでも労おうと雑談をしていた。…が、俺はYをどうしても許せず、一言も話さなかった。
 夏にも関わらず、氷のような時間を過ごしながら駅に到着する。

さようなら、お気をつけて

Y
…ありがとうございます

 最後までお人好しな母の見送りで、ようやく長く重い夜が終わった。

 その後、母が正式に離婚届を提出し、「父」は「父」ではなくなった。
 クソ大人のXとYの一件を機に、

江川
浮気と不倫はもちろん、人を傷つける事は絶対にしない

 そう固く胸に誓った。

浮気や不倫をするなら、今のパートナーと別れろ



 未だに父の所在は不明なままだ。生きているのかどうかすら定かではない。
 この事件以降、俺は「浮気」と「不倫」のワードを目にする度に悲しい母の顔がフラッシュバックし、嫌悪感を抱くようになった。衝撃的な体験をした結果、一種のトラウマと化したのだろう。

 また、人を傷つける事も極力しない。たとえどんなに自分が傷つけられたとしても…だ。

『自分がされて嫌な事は、相手にも絶対にしない』

 コレが母の信条であり、俺の信念でもある。
 復讐は基本的に、相手と同レベルに成り下がる。嫌いな相手に使う労力ほど無駄なモノはない。

 しかし、実際は他人を傷つけない事など不可能に近い。
 この世は競争社会、テストや試験、仕事や出世、売名目的の炎上など、人間同士の争いが絶えない。誰かを踏み台にして成り上がるのが当然の構図だ。

 色恋も同様に、強い男が女を抱く弱肉強食の世界。弱い男の俺はチャンスを掴めず、常にババを引き続けてきた。
 どんなにクズ野郎でも、立ち回りの上手い奴がオイシイ思いをし、下手な俺は辛酸を舐める。
 残酷な人間社会の縮図だ。こと男女関係においては、真面目な人ほど損をしやすい。

 だがそれでも、俺は己の欲望を優先して人に迷惑をかける事は絶対にしない。
 浮上できない男の典型だろうが、自分を、何より母を裏切りたくはない。

 大人は子供よりも縛りがなく、自由に動ける。どう行動するかは自分次第だ。
 とかく人間は欲望の多い生き物であり、その事実は俺自身が嫌というほど見てきた。特にエロ業界では、ヤリ捨てを繰り返す奴、無理やり中出しをする奴、強姦・盗撮マニアなど、狂獣たちが腐るほど存在する。(夜サロメンバーの事ではない)
 男女が存在する限り「性欲」は決して尽きず、俺は今その欲求を利用してビジネスをしている。

 故に、彼らと同類なのは重々承知しているし、他人の遊び方や価値観を否定するつもりは毛頭ない。
 …が、この記事を通して主張するなら、





江川
浮気や不倫をする奴らは、今のパートナーと別れてからしろ

と言いたい。

 独り身なら文字通りフリーだ。しがらみに囚われず、思う存分遊べばいい。
 だがそうではない場合…俺にはどうしても、脳裏に見知らぬ誰かの泣き顔がチラついてしまう。
 そして一番の被害者は、身勝手な大人のために傷心した子供なのだ。

最後に



 いい大人ならば迷惑をかけず、問題を起こしたら責任を負うのが当然だ。自分勝手に振る舞い、現実から逃げるのはただの子供でしかない。
 仮に後ろめたい事をするなら、せめて絶対にバレないように動くのが最低限の義務だろう。

 今あなたが浮気や不倫をしているのなら、相手を傷つけてはいないだろうか?
 その関係を隠し通せているだろうか?しっかり割り切れているだろうか?そして、最後にスッキリと幕を下ろせるだろうか?
 この機会によく考えてみてほしい。行き着く先が、互いにバッドエンドにならない事を願う。

 俺はもう二度と、男女の悲しむ顔は見たくない。
 母と父がそうであったように。

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この記事の著者

職業:雑記ブロガー&エロブログ運営者肩書き:金の亡者江川 / ブロガー
『黙々と、淡々と』が理念の冷酷な金の亡者。表の顔は雑記ブロガー、裏の顔はエロブログ運営者。他者に頼らず、媚びず、自力で人生を切り開く一匹狼。
元雀荘メンバー(歴4年)、「田舎フリーランス養成講座」の講師を3回担当。
ピュアな人が好き。煽り・炎上・馴れ合い・意識高い系・パリピ・腹黒い奴は死ぬほど嫌い。

月間30万PVの男性向けWebマガジン、【EGweb(イージーウェブ)】も運営中。
副業は三麻東天紅、打ちたい方はお気軽にご連絡下さい。

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